施術(ビージャ・アビヤンガ)

インド式オイルマッサージ

 
アビヤンガとはアビヤーサ(繰り返す)と アンガ(手足)というサンスクリット語を合成した言葉で、「滑らかなもので繰り返しさする」というような意味です。ゴマ油でアビヤンガをすることによって体液(血液、リンパ液など)の流れがよくなって、消化力を高め、発毛をうながしたり皮膚や子宮などを浄化します。そして老化防止、若返りに関しては定評があります。また頭痛、骨折、疲労回復にもアビヤンガを お勧めします。ビージャ・アビヤンガはドーシャのなかでも、主にヴァータの調整です。 (ヴァータ・ドーシャがアンバランスになると病気になりやすいと言われています。)


ですからカウンセリングの時にお客様の体質や 体調などをお聞きして、トリートメント・タッチの「リズム」や「圧」や「スピード」や「技法」を変えていきます。 その方の強すぎるところは穏やかに、滞っているところは燃やして流す…というように。 もちろん、使用するオイルの配合も変わります。体質や体調の差だけではなく、季節 (春・夏・秋・冬)によっても変えています。 ハーブ入りのゴマ油はアビヤンガによって皮膚から体内に浸透し、ドーシャを動きやすい状態に導いていきます。 たっぷり90分のオイル・トリートメントの後は発汗を行い、老廃物やアーマ(未消化物)を排出しやすくします。 身体も心もすっきり軽くなることでしょう。


アビヤンガの効果
 1. 老化を遅らせ長寿を約束する
 2. 疲労や倦怠感をとる
 3. ヴァータ異常による神経系の病気の予防と治療
 4. 視力をよくする
 5. 睡眠を健やかにする
 6. 筋肉を強くして体力を頑強にする
 7. 皮膚を健康にする
 8. 身体を軟らかくする
(インドの生命科学アーユルヴェーダ・上馬場和夫、西川真知子著より)