アーユルヴェーダの考え方はとてもシンプル。美容であれ健康であれ、一番大切なことは、まずその人自身の体の状態を知り、その人にあった適切な方法を選び健康にしてあげること。自然の薬草を用い、体自身の治癒力に働きかけ、人間が健康で幸せに生きる知恵を教えています。オイルマッサージ、ハーブ、ヨーガ、アロマテラピーなど様々な健康法の源泉はアーユルヴェーダです。
 
 
アーユルヴェーダでは、身体を構成する基本エネルギーを「ドーシャ」と呼びます。ドーシャには3つの要素があり、人は誰もが3つのエネルギーを持ちあわせています。そしてこれらのバランスによって性格や体質、動作までもが決まるのです。
 




ドーシャがちょうどバランスよくつりあっているときが最も自然で健康な状態ですが、これは固定されたものではありません。そのとき、その場、その人にとってドーシャのベストバランスは変化します。また、日常生活の中でドーシャのバランスを乱す要因がたくさんあり、バランスを維持することは非常に難しいのです。さらに、ドーシャのバランスは、太陽と月の運行にも呼応して変化すると考えられているため、一日の昼と夜でも違い、一年の四季の巡りによっても変わります。ドーシャが乱れると、様々な不調が体に現れ始めます。不調を取り除くためには、ドーシャの乱れをリセットすることが必要。そのために欠かせない方法がオイルマッサージです。Bijaではアーユルヴェーダに基づいたオイルトリートメントで、あなたのドーシャバランスをベストな状態に導きます。

マルマの図&18世紀の写本の挿図
2点(解説)とも伊藤武「アーユルヴェーダの解剖図」より

左図:インドには、人体を脈管の体系とする考えがある。まず口から肛門にいたる一本の消化管。 消化管から無数の管がのびる。 その管のなかを食物エネルギーが流れる。水路がゆたかな土壌を運ぶように、エネルギーは肉・脂・骨・髄・精となって蓄えられる。 内臓は、そんな脈管がふくらんだり渦をまいたりして特殊化したものといえる。頭頂にいたる5本の脈管は、五感の働きを示している。そして、なんらかの原因で脈管におけるエネルギーの流通が悪くなったとき、病気になる。

右図:マルマは、急所や脈管のネットワークが体表面と接触する箇所。
ハタ・ヨーガや武術とも関連し、それらの道場には独自な「マルマの治療学」を伝承しているところも少なくない。電気のスイッチを入れることによって部屋の電気が灯るように、マルマを刺激する事によって関連した部位のエネルギーの流れがよくなる。




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